[RP用タブ] KP : メインと別行動をとっている場合はこっちつかうといい

[RP用タブ] 百木るん : おー便利

[RP用タブ] KP : 判定などはこっちではしてはいけない

[RP用タブ] KP : あくまでRPだけだ

[RP用タブ] 樺地 崇弘 : ウス。

[RP用タブ] レオン・オーランシュ : 了解したよ

[RP用タブ] 水波レナ : KPの負担だもんね ももこ

[RP用タブ] アグネスタキオン : 便利だねぇ

[RP用タブ] ヤン : ああこんな場所が

[RP用タブ] 樺地 崇弘 : 「人が多くて……動きづらいですね……」

[RP用タブ] アグネスタキオン : 「そうだねぇ…他の面々も既に見失った後のようだ」

[RP用タブ] 樺地 崇弘 : 「……ウス」

[RP用タブ] 樺地 崇弘 : 「……自分が動くと、周りに怪我をさせてしまいそうで……申し訳ないです」

[RP用タブ] アグネスタキオン : 「いやぁ、素晴らしい肉体だねぇ…是非ともサンプリングに協力してもらいたいよ」

[RP用タブ] 樺地 崇弘 : 「……テニスが出来なくなる効果以外で……お願いします」

[RP用タブ] アグネスタキオン : 「いやいやいや…貴重な検体を破壊するようなことがあれば、研究者として失格だ。丁重に扱わせてもらうことを誓おう」

[RP用タブ] 樺地 崇弘 : 「……ドーピングとかも……困りますんで」

[RP用タブ] アグネスタキオン : 「なァに……もし失敗しても小一時間身体が虹色に発光する程度のことだ」

[RP用タブ] アグネスタキオン : 「あぁ、その点は安心したまえ。私も同じスタンスだ、ドーピングほど白ける行為はないよ」

[RP用タブ] 樺地 崇弘 : 「……ウス」

[RP用タブ] アグネスタキオン : 「あくまで私が求めるのは永続的な身体能力の向上であって…薬はその可能性を探るものに過ぎないからね」

[RP用タブ] 樺地 崇弘 : 「……身体だけは頑丈なんで……お役に立てたら」

[RP用タブ] アグネスタキオン : 「ふゥん…しかし、君も風変わりなことだねぇ…わざわざ私のような人から避けられる研究者のお供をするとは」

[RP用タブ] 樺地 崇弘 : 「……跡部部長からは……やめておけと言われてますが」

[RP用タブ] 樺地 崇弘 : 「プロテインとか……案外高いんで……」

[RP用タブ] アグネスタキオン : 「アッハッハ…! なるほど、実に論理立っていて…かつ面白い」

[RP用タブ] 樺地 崇弘 : 「……ウス」

[RP用タブ] レオン・オーランシュ : リロリロリン♪
メール:
こちらは校舎裏だ。
4人揃っている……とお伝えしておこう。

[RP用タブ] 樺地 崇弘 : 「……校舎裏だそうです」

[RP用タブ] レオン・オーランシュ : 追伸:
ランデブーの途中なら申し訳ないがね。

[RP用タブ] アグネスタキオン : 「…ふゥん? まぁ、私としてはこのままじっくりと会話を堪能してもいいんだが…どうするかい?」

[RP用タブ] アグネスタキオン : 「或いは、ランデヴー的環境が齎らす体調の変化に関する研究と題目を変えてもいい」

[RP用タブ] 樺地 崇弘 : 「……タキオンさんが……望むのであれば」

[RP用タブ] アグネスタキオン : 「ククッ……冗談さ。それに、あまりに放置して今後の関係や研究に支障が生じては元も子もない」

[RP用タブ] 樺地 崇弘 : 「……ウス」

[RP用タブ] アグネスタキオン : 「では、今度こそ向かおうじゃないか。エスコートは頼めるかい?」

[RP用タブ] 樺地 崇弘 : 「……あまり自信はありませんが」

[RP用タブ] 樺地 崇弘 : 「……行きましょう」
タキオンの手を引いて。

[RP用タブ] アグネスタキオン : 「クク……握られたその手からも屈強な体つきが伝わってくるよ」

[RP用タブ] アグネスタキオン : そのまま導かれるままに。

[RP用タブ] KP :  

[RP用タブ] KP :  

[RP用タブ] 百木るん : 抜き足差し足、忍び足!

[RP用タブ] 百木るん : 人混みの中を掻き分け、掻き分け……。

[RP用タブ] 水波レナ : 「……ふう、ふう……」
吐息も最小限にして、少しずつ歩を進める。

[RP用タブ] 百木るん : 「……あ、安海さんの後ろ姿だね……!」
小さい声で、レナに。

[RP用タブ] 水波レナ : …なんだか今日は、走ること多いんだけど…!

[RP用タブ] 水波レナ : 「…あ、ほんとね」

[RP用タブ] 水波レナ : 目線は、先ほどみた少女の元へ。

[RP用タブ] 百木るん : 「……ねーねー、レナちゃん」

[RP用タブ] 百木るん : 「佐藤くんと安海さんって、どんな関係……なのかな……?」

[RP用タブ] 水波レナ : 「……しっかし、ヤンもいつのまにいないし……ん?」

[RP用タブ] 水波レナ : 「…あ~……」

[RP用タブ] 水波レナ : 恋人……というには、ちょっと温度差が空いている。

[RP用タブ] 水波レナ : 「幸一、あいつ……利用されてるんじゃないの?」

[RP用タブ] 百木るん : ……うーーん、恋って、私も経験したことないから、分からないけど……。

[RP用タブ] 百木るん : 「……利用……」

[RP用タブ] 百木るん : 私の勘なんだけど、うーん、やっぱり、いい雰囲気じゃないっていうか……。

[RP用タブ] 百木るん : 「もしそうだとしたら……やだなぁ」

[RP用タブ] 百木るん : 佐藤くんは、友達だもん

[RP用タブ] 水波レナ : 「レナたちを誘ってたのもそーゆーこと、安海ってヤツに利用されてたりね」

[RP用タブ] 水波レナ : 「……まあ、いい気はしないわね」

[RP用タブ] 百木るん : 「そ、そんなぁ……」

[RP用タブ] 百木るん : 「……安海さん、あんなにカッコイイ歌、歌ってたのに……」

[RP用タブ] 水波レナ : ……曲がりなりにも友だちではある。
…レナたちのためじゃなくて、安海のためならちょっとむかつくけど。

[RP用タブ] 水波レナ : 「人は見かけによらないって奴よ」

[RP用タブ] 百木るん : 「……うぅ~~~ん……」

[RP用タブ] 水波レナ : どこか知ったような口振りで。
歌こそよかったからこそ、あの態度は見たくなかった。

[RP用タブ] 百木るん : 「でも私……悪い人だとも、思いたくないなぁ……」

[RP用タブ] 百木るん : 「これって、ワガママかなぁ……?」

[RP用タブ] 水波レナ : 偶像は偶像であるべき……なんて、オタク臭いけど。

[RP用タブ] 水波レナ : 「…別に、いいんじゃない?」

[RP用タブ] 百木るん : 「……そう、かなぁ?」

[RP用タブ] 水波レナ : 「そういう所があんたの……あー……まあー…」
言いにくそうに、ほっぺをかいて。

[RP用タブ] 水波レナ : 「…優しさ、とかでしょ」

[RP用タブ] 百木るん : 「……レナちゃん……!」
キラキラした目で見つめて。

[RP用タブ] 水波レナ : 「わ、わ、なによ、そんな目して!」

[RP用タブ] 百木るん : 「えへへ~!なんでもないよ~!」
楽しそうに笑いながら。

[RP用タブ] 水波レナ : そのキラキラに圧をかけられ、思わず一歩引いてしまう。

[RP用タブ] 水波レナ : ……こういう所あるわよね、るん!
…まあ、だからレナなんかと付き合ってくれてるんだろうけど…

[RP用タブ] 百木るん : レナちゃん、最初会った時は、私のこと嫌いなのかなって
いっつもプンプンしてて、悲しかったけど。

[RP用タブ] 百木るん : でも、こうしていっぱいお話できるようになって
それに、私のことも、ちゃんと友達って思っていてくれて、嬉しい!

[RP用タブ] 百木るん : 「あ、レナちゃん!見失っちゃう!ほら、早く早く~!」
レナの腕を掴み、進む。

[RP用タブ] 水波レナ : 「きゃっ…!わかってるから引っ張らなくても…!」

[RP用タブ] 水波レナ : それにつられて、足が進む。

[RP用タブ] 水波レナ : …口ではこう言ってるけど、るんの無邪気さに振り回されるのは案外悪くない。

[RP用タブ] 水波レナ : ……この気持ちを素直に言えない自分への嫌気も積もるけど。

[RP用タブ] 百木るん : 「……んふふ~」
そんな表情のレナを見て、ニマニマする。

[RP用タブ] 百木るん : 素直じゃないんだから~。

[RP用タブ] 水波レナ : 「あんまり行き過ぎてコケないでね!」

[RP用タブ] 百木るん : 「わかってるって~」

[RP用タブ] 水波レナ : 「……なによ、その顔!」
また、ふくれっ面になりながら。

[RP用タブ] 百木るん : 「ん~~~~?……ナイショ~!」

[RP用タブ] 水波レナ : 「はぁぁー!?」

[RP用タブ] 百木るん : 「あ、レナちゃんレナちゃん!」

[RP用タブ] 百木るん : 「しーーーーーーっ」
口元に指を当てて

[RP用タブ] 水波レナ : 「るんの癖に生意気ね〜!」
両手でほっぺをつまみ、にぎにぎ。

[RP用タブ] 水波レナ : 「わ、やば……」

[RP用タブ] 百木るん : 「あいだだだ~~!?いひゃいよ~~~!」
ほっぺを摘ままれて。

[RP用タブ] 水波レナ : 慌てて口を抑える…。
…安海さんには、どうやらバレてないみたいでよかった…

[RP用タブ] 水波レナ : 「ふーんだ、なんか隠そうとするあんたなんかこうしてやる!」

[RP用タブ] 百木るん : 「や~め~へ~ほ~」
涙目で

[RP用タブ] 水波レナ : 「ふふふ……っ、あ……」

[RP用タブ] 水波レナ : 涙目になって、慌てて手を止める

[RP用タブ] 水波レナ : 「あ、その……ごめん」

[RP用タブ] 百木るん : 「んもぉ~~、レナちゃんはすぐ手を出すんだから~」

[RP用タブ] 水波レナ : 「…だ、だって……るんがそーいう口振りするから!」

[RP用タブ] 水波レナ : ……あーもう言い返しちゃった、サイアク…!
また謝ればいいのに…!

[RP用タブ] 百木るん : ふ~むふむ、と、レナの顔をじっと見ながら。

[RP用タブ] 百木るん : 「でも、こういうのも楽しいからいいよ~!許しちゃう!」

[RP用タブ] 水波レナ : 「あっ……う、うう……」

[RP用タブ] 水波レナ : 「……そ、そう……なの」

[RP用タブ] 水波レナ : ……気を使わせちゃった…かなぁ。
…ホント優しいわね、るん

[RP用タブ] 水波レナ : ドキマギしている顔で返しながら。

[RP用タブ] 百木るん : 「えへへへ~」

[RP用タブ] 百木るん : 無邪気な笑みを見せ。

[RP用タブ] 百木るん : 安海の追跡を続けるのだった。

[RP用タブ] 水波レナ : その後を追うように、歩みを進める。

[RP用タブ] 水波レナ : ……次こそはちゃんと、謝らないと!

[RP用タブ] 水波レナ :  

[RP用タブ] 水波レナ :

[RP用タブ] 水波レナ :  

[RP用タブ] ヤン : 「…冗談冗談、まぁそう大事にはならないでしょ」

[RP用タブ] ヤン : 「でも、一応同じ男子だし、何かあって笑いものになるのはアイツも困るだろうからさ」

[RP用タブ] 樺地 崇弘 : 「……ウス」

[RP用タブ] ヤン : まぁ、他にもいろいろ思う事はあるけども

[RP用タブ] ヤン : それはそれとして心配なのは本当だ

[RP用タブ] ヤン : 「るんが失礼しないうちに真相がわかると良いんだけど…」
また苦笑いしつつ

[RP用タブ] アグネスタキオン : 「別に謝罪程度なら安いものだが……ククッ、そう言いつつ穿っているのは君の方じゃないか」

[RP用タブ] ヤン : 「…」

[RP用タブ] ヤン : 「まぁ、怪しいものは怪しいだろ」

[RP用タブ] ヤン : 「ただの他人じゃなくて、曲がりなりにも同じ学校だし」

[RP用タブ] レオン・オーランシュ : 「私は観るに値するものが観れるのならば構わないが……事件に関わるのは各々のモチベーション次第さ」

[RP用タブ] ヤン : 「何も無いなら良いんだ、コレはほんと」

[RP用タブ] ヤン : 「でも何かあって困るのは勘弁だしね」

[RP用タブ] 樺地 崇弘 : 「……学生の身ですから……ほどほどに」

[RP用タブ] アグネスタキオン : 「ふゥん、友人を思っての結果と主張しているわけか」

[RP用タブ] ヤン : 「わかってるって!樺地!」

[RP用タブ] ヤン : 「だって、学生の頃からいかがわしい関係もどうかって思うだろう」

[RP用タブ] ヤン : 「そりゃあ噂では聞かない事も無いけど…」

[RP用タブ] ヤン : 「あと…まぁ」

[RP用タブ] アグネスタキオン : 「或いは、私には真相を解明する純粋な好奇の目にも映ったけれどね?」

[RP用タブ] ヤン : 脳裏に浮かぶはぐれてる二人を思い返し

[RP用タブ] ヤン : 「…まぁ」

[RP用タブ] ヤン : 「色々ありますよ」

[RP用タブ] ヤン : 「僕だって気になるけど、それ以上にほら」

[RP用タブ] アグネスタキオン : 「うん?」

[RP用タブ] ヤン : 「あの二人、特にるんは止めても止めないだろうし」

[RP用タブ] レオン・オーランシュ : 「ははは、これは言っても聞かなさそうだ」
あるいは、あちらの二人以上に。

[RP用タブ] ヤン : 「それなら、面倒見れる場所に居ないとね」
肩を竦めつつ

[RP用タブ] アグネスタキオン : 「あぁ……失敬、"友人たち"を思っての結果と改める必要がありそうだ」

[RP用タブ] レオン・オーランシュ : 「しかし……タキオンくんは優しい子だね、くくく」

[RP用タブ] 樺地 崇弘 : 「……」

[RP用タブ] ヤン : 「…」
バツが悪そうに

[RP用タブ] アグネスタキオン : 「おや…そうかい?褒めたところで出せるのは薬くらいのものだが」

[RP用タブ] ヤン : 「そのうち法に引っかかりますよ」

[RP用タブ] レオン・オーランシュ : 「いやはや、タキオンくんにはさっさとこの話から手を引いてしまうこともできるというのに」

[RP用タブ] レオン・オーランシュ : 「ヤンくんの事情をよく気遣うものだよ」

[RP用タブ] ヤン : 「…」
タキオンに視線を向ける

[RP用タブ] アグネスタキオン : 「冗談だ。……あぁ、安心したまえ…私だって自分の身に危機が迫ろうものなら早々に切り上げるつもりさ」

[RP用タブ] ヤン : 「…それなら、確かに今でもいいんじゃないんです?」

[RP用タブ] ヤン : 「少なくとも、怒られる危機ではありますよ」

[RP用タブ] アグネスタキオン : 「それこそ、私まで心配される"友人たち"となって手を煩わせることもない」

[RP用タブ] アグネスタキオン : 「アッハッハ、この私が怒られ慣れていないとでも?」

[RP用タブ] 樺地 崇弘 : 「…………」

[RP用タブ] ヤン : 「…」

[RP用タブ] レオン・オーランシュ : 「ハッハッハ!」

[RP用タブ] ヤン : 「食えない人だなぁ」

[RP用タブ] アグネスタキオン : 「…まぁ、そういう意味では…そこのカバジ君の方がよっぽど優しいといった言葉が当てはまるものだよ」

[RP用タブ] レオン・オーランシュ : ふっふっふ……今はそちらの話に乗ろうか。

[RP用タブ] レオン・オーランシュ : 「いかにもだね、ああ」

[RP用タブ] 樺地 崇弘 : 「……皆さん、本当に仲がいいんですね」

[RP用タブ] ヤン : 「樺地もだろ」

[RP用タブ] ヤン : 「あ、そうだ…さっきはありがとう」

[RP用タブ] ヤン : 「僕一人じゃ呼び出せなかったしさ」

[RP用タブ] アグネスタキオン : 「ああ。いい機転だったじゃないか」

[RP用タブ] レオン・オーランシュ : 「普段は物静かだがね、驚かせてもらった」

[RP用タブ] 樺地 崇弘 : 「……ウス」

[RP用タブ] 樺地 崇弘 : 「……少し、緊張しました」

[RP用タブ] ヤン : 「あはは…まぁイメージと違うしね」

[RP用タブ] アグネスタキオン : 「集団の利を得るための自己犠牲、良く言えばお人好しといったところだが……君こそ、我々に付き合って自ら破滅する義理はないと忠告しておこう」

[RP用タブ] ヤン : 「破滅…そこまで言う?」

[RP用タブ] アグネスタキオン : 「いやぁ…私のモルモットを志願するような性格だ。放っておいて、私以外のあらゆる悪質科学者の被検体とされてしまっても困る」

[RP用タブ] 樺地 崇弘 : 「……大丈夫です、テニスが……最優先ですから」

[RP用タブ] ヤン : 「…まぁ、安請負癖はあるね」

[RP用タブ] レオン・オーランシュ : 「もう少し断る癖を……と言いたいが、今のところは要らなそうだね」

[RP用タブ] レオン・オーランシュ : 「何せお手付きのようだ」

[RP用タブ] ヤン : 肩を竦めて

[RP用タブ] アグネスタキオン : 「そうかい…ま、自分の中で明確な指標があるなら出しゃばるつもりはないさ」

[RP用タブ] 樺地 崇弘 : 「……ウス」

[RP用タブ] 樺地 崇弘 : 「……二番目が……跡部部長たちで……」

[RP用タブ] 樺地 崇弘 : 「三番目が……皆さんです……」

[RP用タブ] ヤン : 「…光栄だね」

[RP用タブ] ヤン : 「だって、人生賭けてる事に並べて貰えてるし」

[RP用タブ] レオン・オーランシュ : 「実に実に」
頷く。

[RP用タブ] アグネスタキオン : 「ああ、心強い限りだ」

[RP用タブ] レオン・オーランシュ : 「……まあ、各々気を付けたまえ。他者の為に動ける者ほど、最も危ういのだからね」

[RP用タブ] ヤン : 「…まぁね」

[RP用タブ] ヤン : 「とはいえ、現状佐藤もそうだろ」

[RP用タブ] ヤン : 「だから、安心できるまでは…無理しない程度に、やるさ」

[RP用タブ] ヤン : そう伝えるが、心の中では確かに…

[RP用タブ] ヤン : 興味が上回ってたのかもしれない、そう思った

[RP用タブ] ヤン :  

[RP用タブ] ヤン :  

[RP用タブ] 百木るん : 『ヤンくんへ
ごめんなさい……佐藤くんについて、安海さんに色々聞こうとしたけど……
あんまり深く聞けなかったよ……
……それに、その……安海さん、キス、されそうに、なっちゃって……
私、よく分かんなくて…… ……でも、だからこそ、あの人のことが、気になっちゃって……
……そういうわけで、私、土曜日のライブ、行くことにしたよ!
弟子になるってことに、したし!
あ、それと心配かけてごめんね……!
百木るん』

[RP用タブ] ヤン : そのメールを見て、目元を抑えつつ

[RP用タブ] ヤン : 溜息付きながら
「どうしたもんか」
そう、漏らすのだった

[RP用タブ] ヤン :  

[RP用タブ] ヤン :  

[RP用タブ] 百木るん : 『ヤンくんへ
ライブ会場の裏口から入ります
探さないでください
百木るん』

[RP用タブ] ヤン : 「ああもう、何やってんだ本当!?」

[RP用タブ] ヤン : 通りで会場の中には居ないよね、と納得するが

[RP用タブ] ヤン : 問題は大きいままだ、ホント…

[RP用タブ] 樺地 崇弘 : 「……ヤンさん」

[RP用タブ] ヤン : 「…樺地?」

[RP用タブ] 樺地 崇弘 : 「先ほどから、佐藤さんに連絡をしているのですが……」

[RP用タブ] ヤン : 「ああ、どうかした?」

[RP用タブ] 樺地 崇弘 : 「……繋がりません」

[RP用タブ] レオン・オーランシュ : 「おやおや」

[RP用タブ] ヤン : 「…!?」

[RP用タブ] レオン・オーランシュ : 「穏やかでないね」

[RP用タブ] ヤン : 「おかしいな」

[RP用タブ] ヤン : 「会場に居ないし、繋がらない…」

[RP用タブ] ヤン : 「…一体どこに?」

[RP用タブ] レオン・オーランシュ : 「……ふむ、連絡も繋がらないのはいささか妙だ」

[RP用タブ] ヤン : 「…」

[RP用タブ] 樺地 崇弘 : 「…………」

[RP用タブ] ヤン : 「絶対おかしい、つじつまが合わない」

[RP用タブ] ヤン : 「ファンだって言うなら、噓でも来てないとおかしいだろ」

[RP用タブ] ヤン : 「…何かあったのか?」

[RP用タブ] レオン・オーランシュ : 「病で体を崩した――にしては連絡がつかないのはおかしいね」

[RP用タブ] ヤン : 「ああ」

[RP用タブ] ヤン : 「…僕の杞憂ならいい、だけども」

[RP用タブ] ヤン : 「やっぱり、おかしなことになってるのか…?」

[RP用タブ] ヤン : 「…」

[RP用タブ] ヤン : 「安海、何を考えてるんだ…?」

[RP用タブ] レオン・オーランシュ : 「気になるかい」

[RP用タブ] レオン・オーランシュ : 「疑問を解消する術は常に一つさ……」

[RP用タブ] レオン・オーランシュ : 「君たちも知っているはずだ」

[RP用タブ] 樺地 崇弘 : 「…………ウス」

[RP用タブ] ヤン : 「だね」

[RP用タブ] ヤン : 「…なにやってんだ、皆ほんと…」

[RP用タブ] ヤン :  

[RP用タブ] ヤン :  

[RP用タブ] ヤン :

[RP用タブ] ヤン : そういえば、今日してたことは覚えてるはずだ

[RP用タブ] ヤン : スマホに、しっかり予定をかいてるんだもの

[RP用タブ] ヤン : そうすると、ふと彼の目に付くのは

[RP用タブ] ヤン : そこは、知らない人のメールだ

[RP用タブ] ヤン : るん?

[RP用タブ] ヤン : いやだなぁ、知らない人のメールだ

[RP用タブ] ヤン :

[RP用タブ] ヤン : 消しておこう

[RP用タブ] ヤン : それで、また予定を見なおせばいいんだ

[RP用タブ] ヤン :  

[RP用タブ] ヤン :  

[RP用タブ] アグネスタキオン : …そんなヤンの携帯に、普段通りの馴れ馴れしい文調で。

[RP用タブ] アグネスタキオン : 『やぁやぁ、私抜きでのライブは楽しんでもらえたかい?私の方はここのところ放ったらかしていた研究が山積みでね、是非とも人の感情を増幅減衰させる音声について自らの身で味わってみたかったのだが非常に残念だ。さてさて、君たちの引き出した感想については後ほどソファにでも座ってじっくり聞かせてもらうとして、その後コウイチ君については何か分かったかい?いや、全て我々の杞憂でコウイチ君は純粋に彼女の大ファンだった、マルゼン君風に言えばゾッコンだったと結論付けられたならそれが最も良い結果なのだろうがね。もとい、まさかとは思うがるん君やレナ君の身に何か起きたりしていなければ……失敬、憶測で不安を語るのは控えるべきことだ。如何せんここのところ実験の様子が芳しくなかったため少しネガティブになってしまっているのかもしれない、こういった時は甘いものを片手に紅茶を摂るに限る。まぁ、これも少なくとも君たちのような人間がいれば遅れを取ることはないだろうという信頼の下から来る発言なのかもしれないがね………それにしても、くれぐれも無茶は控えてくれたまえよ…忠告こそしたがそれでも物事に深入りしすぎるきらいは感じている。君のことだ、ヤン君……おっと、私は推敲というものが苦手でね……つい長くなってしまったが、つまりはよい知らせが返ってくることを期待しているよ。━━以上、君の友人より』

[RP用タブ] ヤン : 「…?」

[RP用タブ] ヤン : わからない、でも

[RP用タブ] ヤン : そこにはぼくの名前がある

[RP用タブ] ヤン : なんで、なんで?

[RP用タブ] ヤン : しらない、おぼえてない

[RP用タブ] ヤン : だれだ、だれだよ

[RP用タブ] ヤン : なんで、知らない人がぼくの事を?

[RP用タブ] ヤン : こわかった、とてもこわかった

[RP用タブ] ヤン : …こわくなって、スマホを消して

[RP用タブ] ヤン : 消して…

[RP用タブ] ヤン : ぼくは…

[RP用タブ] ヤン : "どこ"に行くんだ?

[RP用タブ] ヤン :

[RP用タブ] ヤン :

[RP用タブ] アグネスタキオン : 「!」

[RP用タブ] アグネスタキオン : …着信音に気付き、ソファから起き上がる。

[RP用タブ] アグネスタキオン : 「…なんだ、いつの間にか眠ってしまっていたようだ。さて、問題はそれがどれくらいの間だったかということだが……」

[RP用タブ] アグネスタキオン : しばらく辺りをきょろきょろと見回し、携帯を手に取る。

[RP用タブ] アグネスタキオン : 「…なんだ、今更返信だなんて…几帳面なヤン君らしくないじゃないか。ここまで私を待たせたんだ、今度どう埋め合わせを…」

[RP用タブ] アグネスタキオン : そこまで独りごちたところで…ぴくり、と耳が揺れる。

[RP用タブ] アグネスタキオン :

[RP用タブ] アグネスタキオン : 「……え?」

[RP用タブ] アグネスタキオン :

[RP用タブ] アグネスタキオン :

[RP用タブ] 百木るん :  

[RP用タブ] 百木るん : 「……………」

[RP用タブ] 百木るん : あれから日が経ち、るんは自室にいた。

[RP用タブ] 百木るん : ヤンくんへ電話するも、また、自身のことを忘れており
心にショックを抱えながらも……。

[RP用タブ] 百木るん : 「……しょうがない、よね……うん……今日は、そっとしておかなきゃ……」

[RP用タブ] 百木るん : 「……明日になったら、落ち着いてくれるよね」

[RP用タブ] 百木るん : ………はぁ、と溜息。

[RP用タブ] 百木るん : 自分の無力さを実感する。

[RP用タブ] 百木るん : ……始まりは、佐藤くんと、安海さんの関係が、あんまり良くないと思ったから。
だから、その真意を調べるために、私は、安海さんについて調べて……。

[RP用タブ] 百木るん : ……そうして、あのライブハウスの、出来事……。

[RP用タブ] 百木るん : 安海さんは、一体どうしてあんなことを……
……それに、裏口にいた、あの黒服のおじさん達も………。

[RP用タブ] 百木るん : ………このまま、知らないまま、終わらせていいの、かな。

[RP用タブ] 百木るん : 佐藤くんも、安海さんも、いなくなっちゃったみたいで……。

[RP用タブ] 百木るん : ……心にモヤモヤがかかったみたいで。

[RP用タブ] 百木るん : 「…………樺地くん、ごめんね」

[RP用タブ] 百木るん :  

[RP用タブ] 百木るん :  

[RP用タブ] 百木るん :  

[RP用タブ] 百木るん : 「私、まだ降りれない」

[RP用タブ] 百木るん :  

[RP用タブ] 百木るん :  

[RP用タブ] 百木るん :  

[RP用タブ] 水波レナ : ……帰路につきながら。
ぼおっとした目で、考え込んでいる。

[RP用タブ] 水波レナ : ……なんでしょうね、アレ。

[RP用タブ] 水波レナ : ……あの後、色々して……その結果得られたのは、友人が……”ナニカ”している画像。

[RP用タブ] 水波レナ : そしてそれは、とてつもなく異常だって。
……だって、おかしいじゃない。
あの光景見た後で、あんな姿……

[RP用タブ] 水波レナ : ………佐藤。
…失踪してるみたいだし、それが何よりもおかしい。

[RP用タブ] 水波レナ : やっぱり。

[RP用タブ] 水波レナ : 樺地はああいってたけど、レナは……ごめん、まだ無理。

[RP用タブ] 水波レナ : ……おかしくなりかけた友達がいる。
…消えてしまった友達がいる。
それを作ったであろう、張本人がいなくなっている。

[RP用タブ] 水波レナ : これらの理不尽が、レナの頭からまとわりついて、離れない。

[RP用タブ] 水波レナ : ………なら、抗うしかない。

[RP用タブ] 水波レナ : 腹が立つ、その理由だけでも突き進んでやる。

[RP用タブ] 水波レナ :  

[RP用タブ] 水波レナ :  

[RP用タブ] 水波レナ :  

[RP用タブ] ヤン : なにも、わからない

[RP用タブ] ヤン : ここには何もない

[RP用タブ] ヤン : 覚えてるものも、わかるものも

[RP用タブ] ヤン : でも、ぼくの頭の中には

[RP用タブ] ヤン : ぐちゃぐちゃとしたこわいものが、いくつも詰まってて

[RP用タブ] ヤン : いますぐ、逃げ出したくなる

[RP用タブ] ヤン : …でも

[RP用タブ] ヤン : 言われたから

[RP用タブ] ヤン : しらない人だったけど、やさしくしてくれた人が

[RP用タブ] ヤン : 助けてくれたから、だから…

[RP用タブ] ヤン : はやく、また、助けに来てね?

[RP用タブ] ヤン : ごそりと、布団にくるまり

[RP用タブ] ヤン : 恐怖から目を背けるように、眠るのだった

[RP用タブ] ヤン :  

[RP用タブ] ヤン :  

[RP用タブ] レオン・オーランシュ :

[RP用タブ] レオン・オーランシュ :

[RP用タブ] レオン・オーランシュ : 私の意思は移ろわない

[RP用タブ] レオン・オーランシュ : このレオン・オーランシュ

[RP用タブ] レオン・オーランシュ : 一度対面した相手に醜態を晒して終わることはない

[RP用タブ] レオン・オーランシュ : それだけだ

[RP用タブ] レオン・オーランシュ :

[RP用タブ] レオン・オーランシュ :

[RP用タブ] レオン・オーランシュ : ――ジェネシスカンパニー社長室

[RP用タブ] レオン・オーランシュ : 雑務を片付けたレオンは私用の端末を手に取る。

[RP用タブ] レオン・オーランシュ : 画面を開き、通知を流し見た。

[RP用タブ] レオン・オーランシュ : 「面白い」

[RP用タブ] レオン・オーランシュ : それだけ呟くと、雑務を処理していたときと同じように机に向き合い。

[RP用タブ] レオン・オーランシュ : また一つ、展望を練るのだった。

[RP用タブ] レオン・オーランシュ :

[RP用タブ] レオン・オーランシュ :

[RP用タブ] アグネスタキオン :

[RP用タブ] アグネスタキオン : ━━やがて、二人の影が見えなくなって…ただ一人、夕焼けの路地に立ち尽くしたまま残される。

[RP用タブ] アグネスタキオン : 「………」

[RP用タブ] アグネスタキオン : 「……良し。ポーズは取れたし…ここまですれば、私としての仕事は十二分に果たせたということだ」

[RP用タブ] アグネスタキオン : 「……すまないな。悪いが、私はこういうところで無茶をしたいタイプではないんだ。……それに、既に触れたが……裏でサポートができる者を失っては困るだろう」

[RP用タブ] アグネスタキオン : 「………」

[RP用タブ] アグネスタキオン : 「……わかっている。ああ、腰抜けとでも臆病者とでも笑うがいいさ……私一人、甘い汁を吸ってこうしてのうのうと逃げていることは君たちにとって許せないことだろうにね」

[RP用タブ] アグネスタキオン : 「……」

[RP用タブ] アグネスタキオン : 「……はぁ。何を悩んでいるんだ、アグネスタキオン……さっさといつもの調子で『私の力が必要だろう、実験材料として是非手伝わせてくれたまえ』とでも言えばいいものを…」

[RP用タブ] アグネスタキオン : 「……何が『いや、礼には及ばないよ』だ…!私も、私が力を貸すと……ただ、そう一言!発すればよかった…と、それだけの話じゃないか!!…どうして……!!」

[RP用タブ] アグネスタキオン : 「……」

[RP用タブ] アグネスタキオン : 「……………くそっ…」

[RP用タブ] アグネスタキオン :

[RP用タブ] アグネスタキオン :

[RP用タブ] レオン・オーランシュ : ――ジェネシスカンパニー社長室

[RP用タブ] レオン・オーランシュ : レオンは2枚のカードを机に広げている。

[RP用タブ] レオン・オーランシュ : その内1枚をつまんで、脇に置いた。

[RP用タブ] レオン・オーランシュ : そしてスーツの内ポケットに手を入れ。

[RP用タブ] レオン・オーランシュ : 1枚、新たな札を取り出し。

[RP用タブ] レオン・オーランシュ : ひらりと宙に放るとその場を後にする。

[RP用タブ] レオン・オーランシュ : 札は空中をひらひらと。

[RP用タブ] レオン・オーランシュ : それから、盤上に角がかつり。

[RP用タブ] レオン・オーランシュ : 最後のカードが踊る。

[RP用タブ] レオン・オーランシュ :

[RP用タブ] 水波レナ :   

[RP用タブ] 水波レナ :  

[RP用タブ] 水波レナ : 正直。

[RP用タブ] 水波レナ : これ以上どうこうするのは無理。

[RP用タブ] 水波レナ : 身をもって、知った。

[RP用タブ] 水波レナ : 今はただ、怖い。怖い。怖い。

[RP用タブ] 水波レナ :  

[RP用タブ] 水波レナ : そう思うたびに、友だちのことが脳裏にしがみついて。

[RP用タブ] 水波レナ : どうせ、他人ごとだって、蹴ってしまえるほど、強くもなかった。

[RP用タブ] 水波レナ :  

[RP用タブ] 水波レナ :  

[RP用タブ] 水波レナ :  

[RP用タブ] 百木るん : はぁ、はぁ、はぁ、はぁ。

[RP用タブ] 百木るん : 体が、熱いよ。

[RP用タブ] 百木るん : 足を動かしていないと、苦しくて。

[RP用タブ] 百木るん : 目を瞑っても、全然、頭の中を真っ白にできなくて。

[RP用タブ] 百木るん : ……でも、私、負けない、抑えきれなくなっちゃいそうだけど、暴走しちゃいそうだけど、でも、それでも、負けない。

[RP用タブ] 百木るん : 私には………

[RP用タブ] 百木るん : 頼れる、友達が、いるんだから。

[RP用タブ] 百木るん : だから、まだ、冷静を、保っていられる……。

[RP用タブ] 百木るん : 信じているから。

[RP用タブ] 百木るん : レナちゃんに、レオンさんを。

[RP用タブ] 百木るん : ……私の、大切な、友達から。

[RP用タブ] 百木るん : 布団の中で蹲りながら、るんは、ひたすら、耐え続けたのであった。

[RP用タブ] 百木るん :  

[RP用タブ] 百木るん :  

[RP用タブ] 百木るん :  

[RP用タブ] 水波レナ : ……………。

[RP用タブ] 水波レナ : しくじったら許さないんだから。

[RP用タブ] 水波レナ :  

[RP用タブ] 水波レナ :  

[RP用タブ] レオン・オーランシュ : 思うところ?

[RP用タブ] レオン・オーランシュ : 無いよ。

[RP用タブ] レオン・オーランシュ :

[RP用タブ] レオン・オーランシュ :